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MY REAL VISION 30年プラン これからの30年※1、日本のビジョン 2009-2039

これまで、欧米、特にアメリカ中心だった経済・産業・金融が、経済大国と言われた日本を飛び越えて、中国やインド等のアジアにシフトしているようです。かつて日本がそうであったように、それらの国々は、物質的な豊かさ、便利さを追求していくことでしょう。また、それらの変化と共に、資本主義すらも次のイズムへ、姿を変えようしているようです。

これからの日本がもっと素敵になるために、世界がもっと素敵になるために、できることは?

日本は世界の中でも、あらゆる面で本当に恵まれた国です。しかし、日本に住んでいる我々日本人から現状に対する不安や不満の声をよく聞きます。

こんなに豊かな日本ですが政治や金融、環境、食糧、エネルギー、医療、福祉、教育、芸術、道徳などどうも、たくさん不安や不満があるようです。

物質的な豊かさを優先し、後手にまわっていたこれらの社会的事業を、これからの日本は、もっと魅力的に、豊かにしていく時期になりました。

もっと日本人が、堂々と日本が好きだ、と言える国になりたい—。

では、どのように魅力的にしていくべきか?

まず、身近な目標として、欧米各国の魅力的なところを目指すのが良いのでは—。

例えば、北欧のデンマーク※2の魅力的なところ—消費税は25%、所得税も約40%(高額所得者は約60%)の重税で、数字を聞いただけでは、今の日本ではゾッとしてしまいます。しかし、それらの税金が、きちんと透明に運用されているので、福祉、教育、医療にほとんどお金がかからず、失業や老後にもまったく心配のない制度が維持されているようです。また、政治への参加、関心も強く、デンマークの国民は、非常に生活満足度が高いようでそれは、とても素敵なことだと思います。

民主主義、資本主義の先輩である欧米各国から、環境への取り組みや、金融のこと、農業のこと、エネルギーのことなど日本は学ぶべきところがたくさんあります—反面教師的な部分も含めて。

そして、学んだことを、日本人の特性である、工夫と洗練を通じてさらに高めて日本が魅力的で尊敬される国になれば、教えてくれた欧米各国にお返しができさらに、現在、高度成長している他のアジアの国々にも、魅力的なことを伝えることができます。

また、日本にはデザインやアニメ、マンガ、職人さんや街工場から造られる素晴らしい製品があり、クリエイティブの質の高さと言う、世界にほこる特性があります。さらにこの特性を発展させ、世界におけるクリエイティブ大国を目指すべきだと思います。

私たちマイリアルビジョンは、これからの30年の目標として、社会に貢献し、満足度が高い生活を築くために—自然や季節の豊かさを楽しみ、美しいものが身の回りにある生活にするために—社会的事業に真剣に取り組んでいる人や企業を、クリエイティブと私たちの新たな事業制度で応援し、日本、そして世界を、共にデザインしていきます。

※1 30年という数字は、第1子出産時の両親の平均年齢が30.1歳(平成17年人口動態統計より)から、一世代の単位として用いました。

※2 [参考文献]全国間税会総連合会「世界の消費税率(2007年9月現在)」/JETRO「通商弘報(2007年9月)」/新潮社 季刊誌 考える人 2004年夏号 北欧特集 フィンランドの森、デンマークの暮らし